- 2011-07-11
- デザイン

半世紀前から続く小山市の夏の風物詩「思川の流しびな」は、毎年7月の第1日曜に行われる伝統行事です。浴衣姿のおとなや子どもたちが紙人形をのせたワラ舟を手に思川河畔に集い、さまざまな願いを託してそっと思川に流します。
使われる人形は「下野人形(ひとがた)」と名づけられた10cm~40cmのもので、「下野しぼり」と呼ばれる技法で作られた和紙を使っています。丸髷・島田髷の着物姿や洋装のものもあり、付けられた短冊には願い事が書かれています。
私のお友だちの「諏訪ちひろ」さんは、この「下野しぼり」という和紙を絞る技法を唯一継承する、小山市の無形文化財です。
写真がその「流しびな」で、当の諏訪さんからいただきました。
小山市のホームページ:http://www.city.oyama.tochigi.jp/
Comments:1
- なぞの男声合唱団員 URL 2011-07-12 (火) 15:19
小山児童合唱団もここ10年流しびなに参加させていただいてます。
河原で、ミニコンサートを開催しています。
来年は、自分たちで作った流しびなを流そうかと相談しています。
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